私が生まれた頃、ROCKはあらゆる意味でパワーがあり社会や文化を変えるほどの力がありました。実験・試行錯誤を繰り返し既成概念を覆す音を作り出し、現在のROCKもその範疇を越えることができていません。そんな今だ輝き続ける'60年代後半から70年代の楽曲を毎月紹介していきます。
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Time Won't Let Me
THE OUTSIDERS

聴きこまないと捕らえどころのない曲が多い昨今ですが、60年代.70年代前半の音楽は、イントロだけで、はまってしまうような曲がたくさんありました。
今回の紹介曲もそんなシンプルでありながら印象深いイントロを持つ名曲を紹介します。
米オハイオ出身、アウトサイダーズの1stシングルで、チャート5位となったこの曲は、UKロックの影響を受けた、ポップでありながらガレージ感もある、いかにも60sなかっこいい曲です。
特に高音ブラスが入るエンディングのエンディングは、私の琴線に触れるアレンジ(ちょっとチープ)でたまりません(下記YouTubeのLive映像ではちょっとしか聴けません・・)。



 
You Tube
Time Won't Let Me - THE OUTSIDERS

 
 

 


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+++ 過去5ヶ月のRock Selection +++
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2010/02 -「The Luck Of The Irish」 / JOHN LENNON & YOKO / PLASTIC ONO BAND

もっとも政治色の強いアルバム「Some Time In New York City」から、美しく、そして強烈なメッセージが込められた名曲を紹介します。
英語の意味を聞き取らず聴けば、牧歌的でとても美しく清涼感溢れるアイルランド民謡風なフォークですが、「torture」「kill」「genocide」など聞き覚えのある単語からも分かるように、「血の日曜日」事件をきっかけに1000年におよぶアイルランドの虐げられた歴史を歌う強烈なメッセージソングとなっています。




2010/01 -「In The Bad, Bad Old Days」 / FOUNDATIONS

エジソン・ライトハウスフライング・マシーンなどを手がけたUKソフトロック界最高のメロディ・メーカー、「トニー・マコウレイ」プロデュースによるファウンデーションズの最も人気のある名曲を紹介します。
誰が聴いても爽やかで親しみを感じてしまうポップさが当時のソフトロックの名曲に共通しますが、この曲はそんな名曲の中でも至宝中の至宝といっても過言ではありません。
レノン・マッカートニー、トニー・マコウレイやジョン・カーターという(ジャンルは違いますが)偉大なメロディ・メーカーが活躍した60年代後期のブリティッシュ・ロック・ポップスは、最も名曲の充実したすばらしい時代でした。




2009/12 -「For The Peace of All Mankind」 / ALBERT HAMMOND

邦題が「落ち葉のコンチェルト」ということで、この季節にぴったりな感傷的で切ないアルバート・ハモンドの名曲を紹介します。
詞の内容は、特に落ち葉も出てこないし、コンチェルトでもなく当時ありがちな、雰囲気だけで付けた邦題ですが、イントロのピアノの美しさ、胸が締め付けられるボーカルは、聴くものを一気に感傷世界に引きずり込み、不思議と意味のない邦題がぴったりと合います。
ただ、原題にもなった"平和のため、人類の平和のため、僕の心から消えてくれ"と強がりながら、忘れられない。でいる歌詞表現は、ちょっと日本人の感覚からは難しい表現です。




2009/11 -「Strange Kind of Woman」 / DEEP PURPLE

イントロから印象的なディープ・パープルの名曲を紹介します。
この曲は疾走感ある「Speed King」や「Highway Star」、「Burn」などの名曲群とはちょっと違う、シャッフルリズムのミディアムテンポの楽曲ですが、キャッチーでポップなメロディ、特にサビの部分は一度聴いたら忘れられない魅力があります。
また、イアン・ギランの哀愁あるファルセット「Woooooo…」からブルージーなギターソロに入る構成もたまりません。




2009/10 -「My White Bicycle」 / TOMORROW

サイケのコンピレーションアルバムにはよく入っている、トゥモロウによる英国サイケの名曲を紹介します。
イントロから逆回転で始まり、全編シンバル音逆回転リズムな濃厚なサイケデリックサウンドですが、メロディはポップで、自転車のベルの効果音など楽しく使っていて、英国サイケらしいカラフルな万華鏡のような楽曲となっています。
ヘッドホンや左右のスピーカーが離れている状況で聴くと音がグルグル左右を回ったりするのも、いかにもこの時代の音作りで楽しめます。
イエスのギター職人スティーヴ・ハウが在籍していたバンドとしても知られていますが、ここではまだその存在感はそれほどありません。



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