私が生まれた頃、ROCKはあらゆる意味でパワーがあり社会や文化を変えるほどの力がありました。実験・試行錯誤を繰り返し既成概念を覆す音を作り出し、現在のROCKもその範疇を越えることができていません。そんな今だ輝き続ける'60年代後半から70年代の楽曲を毎月紹介していきます。
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Carrie Anne
THE HOLLIES
日本では評価が今ひとつですが、60'sブリティッシュロックの重要なバンドの一つ、ホリーズから一度聴いたら忘れられない名曲を紹介します。
スティール・ドラムなどが入るトロピカルなサウンドになんとも乗るのが難しい不思議なメロディーラインとポップ感たっぷりなサビのハイトーンのコーラス。
日本ではポップアイドル的な軽いバンドのイメージがありますが、サイケ/フラワー・ポップ時代のホリーズは、アルバム「Evolution」や「Butterfly」など質の高い凝った作品がたくさんあり、サイケが好きなロックファンには必聴といえます。
余談ですが、マトリックス等で有名な女優キャリー=アン・モスの名はこの曲から取られました。



 
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Carrie Anne - THE HOLLIES

 
 

 








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+++ 過去5ヶ月のRock Selection +++
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2010/08 -「A Summer Song」 / CHAD & JEREMY

夏の曲というと前回紹介したルベッツやビーチボーイズなどの海(ビーチ)での躍動感あるものを連想しがちですが、今回はもっと心地よい、避暑地の夏がぴったりの涼しさが感じられる名曲を紹介します。
英国のフォーク・デュオ、チャド&ジェレミーの曲は、健康的で湿度のない浮遊感あるものが多く、やさしい気持ちになります。
日本の蒸し暑い夏の中で聴くと、外の炎天と相当違和感を感じますが、いい一服の清涼剤になるので、夏バテぎみの時聴くといいかもしれません。(一緒にパーシー・フェイスの「A Summer Place」、クリフ・リチャードの「Summer Holiday」も聴くと体感気温が1.2度下がります・・?)。




2010/07 -「Sugar Baby Love」 / THE RUBETTES

1974年の発表以来、おそらく一度も途切れることなく毎年TV番組内やCM、街中で耳にするルベッツの不滅の名曲を紹介します。
出だしの重なり合うコーラスとドゥ・ワップで期待感を高め、それに乗ってビーチボーイズもぶっ飛ぶ超高音の美しいファルセットでもうやられてしまいます。
曲自体は単純な繰り返しですが、幾層にも重なり合うコーラスとファルセットの圧倒的な魅力が曲を信じられないほど豊かにしています。
「夏の甘酸っぱい思い出」がぴったりの曲なので、聴けばいろんな思いが駆けめぐることでしょう。まさに永遠の輝きを持ったラブソングです。




2010/06 -「She's Not There」 / THE ZOMBIES

名曲、名盤を持ちながら運にあまり恵まれなかったゾンビーズの1stにして完璧な名曲を紹介します。
黒っぽい印象的なイントロで始まるこの曲は、最初から最後まで洗練されたかっこいい完璧な曲です。無駄なアレンジや雑なメロディが一つもないこの曲が、自作(ロッド・アージェント)でしかもデビュー曲というのもすごい才能です。
残念ながら商業的には、あまり成功したとは言えないバンドですが、ロック名盤紹介本には必ず載る名アルバム「Odessey And Oracle 」という傑作があったり、日本のGSのカバー率が高かったり、去年もCMで使われたり、と活動期間が短い割にロック史に残る名バンドの一つに数えられます。




2010/05 -「Up, Up and Away」 / 5TH DIMENSION

Aquarius/Let the Sunshine In」で有名なフィフス・ディメンションからソフトロックの魅力を存分に味わえる名曲を紹介します。
歌詞の通り、気球に乗って大空を旅しているような爽やかなコーラスがこの曲の魅力です。70年代のこういった夢見がちなソフトロックは、気分をやさしく柔らかくしてくれます。
しかし、この曲の邦題「ビートでジャンプ 」はひどいです。曲の良さを台無しにしています。プログレ系の邦題は結構秀逸なものもありますが、ポップス系は適当で曲の内容や雰囲気など無視した単純で憶えやすい、それだけで考えられたタイトルがほんとに多いです。

PS:ソフトロックの影響を受けた70年代歌謡曲は多いですがこの曲のアレンジはかっこいいです。




2010/04 -「The Great Deceiver」 / KING CRIMSON

今回は、時々無性に聴きたくなる怒濤のアンサンブルならロック界ナンバーワンのキング・クリムゾンの名曲を紹介します。
イントロの狂気じみたリフと絡み合う圧倒的なリズム、多用される変拍子、予想外のフィルインなどなどプログレの醍醐味が4分間に濃縮され、プログレの魅力を十分楽しめます。
プログレは聴く時と場所を選びますが、予定調和を裏切るアレンジ、超絶な技巧や芸術的調和など、ある種脳を陶酔させる力があり、魅力を知ってしまうと抜け出せない中毒性を持っています。



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